1.30.2011

さよーならー

いやあまるで台湾ツアーに来たかのような3日間でした。
最高に楽しかったね。
silverbusもとてもよかったし、やっぱりtelephone boothは格別にカッコよかった。
3日間見て1度も飽きなかったよ。

そしてまさかのシャンパンシャワーは本当に嬉しかった。
(自分でかけた、という気もするが)
バースデーソングもね。今までで一番の誕生日だった。

なんかさ、演奏をしながら、
なんでバンドを抜けるのか自分でもよくわからなくなってました(笑)
悩んでいたことなんて、全然大したことじゃないのかも、とかね。
このメンバーと演奏するのは何より楽しいし。
でもやっぱり決めた時の気持ちに従います。

ちょっと最後に書かせてもらうとね、
なかなかさあ、何かに対する気持ちを純粋に保つって難しいことだと思うんすよね。
こんだけモノと情報があふれてると。
強い気持ちがないと、あっという間にそれに飲まれて、削られて、
「常識的な」事だけを身につけるようになっていく。
そしてみんな「社会的に真っ当な大人」になるわけです。

でもそれは、この年齢になって思うけど、表層的なものでしかない。
実は多くの人はそれに違和感を持っているんだよね。
みんなかりそめの常識を身に纏って生活している気がする。
特に真面目な日本人は。だからみんな窮屈そう。
俺の周りなんかけっこう今までやってきたことに悩みを持ち始めてる人がいる。

もちろん、真っ当な大人になって満足している人もいる。
その人と悩んでいる人とその違いはなにか、というと
やっぱりそれまでの生き方の問題なのだと思う。
本当に真っ当になりたいと思っている人と、
なりたいものとは違うのに、周りに合わせて演じていた人と。
なりたい者になれているか、それを目指せているか、っていうとこでの違い。

前者になるにはひとつを選択して他を切り捨てなければいけないし、
誘惑に負けない強い心が必要だと思うのです。

なんかね、あのガムソとかノブの空間にはね、ひとつのことを選択してやってきた
純粋さがあると思うんだよね。余計なものは何ひとつないじゃない??
だからみんなあれだけ自由になれるんじゃないかな。

今世の中にはそういう空間ってなかなかない。
だから俺は今までノブとかガムソのことを何度か言葉で人に説明しようとしたけど、
全く伝わらなかった。
それはその人がそういった空間を今まで体験したことがないからなんだと思う。
だから来てもらうしかない。でも来たら何かを感じてもらえるはず。
俺はこのバンドのやってきたことが、全部あの空間に具現化されてると思うのです。
メンバーってポジションから離れることで、はじめてそんなことを思ったよ。

そしてバンドにいたことで、色んな見方も身についた。
以前と考え方もガラッと変わった気がする。
やっぱり人と話したりぶつかったりすることで、そういうものは研磨されていくんだね。

色々通過してまた1人になったけど、今までとは違う
また新しい感覚で色々やれそうだ。

音楽をずっと続けていれば、また何かの形で一緒になることもあるでしょう。
続けてるってのは歯車が回ってるってことだから。
ただそれがどうなるかは未来が決めることです。


さて、そろそろシャンパンまみれになったギターとエフェクターをきれいにして、
アコースティックギターの弦を張り替えるとしよう。
そしてnew currencyとmonthly downloadの曲をもう1度聴き返してみよう。

まあ、本当はLOSTの続き観るんだけどね。
Aaaooohhhhhh!!


Thanks!
ばいばい!

Takashi

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