12.07.2013

EPリリースしたよ

先週ようやくEPをリリースした。
リリースまで長かったけど、あっという間だった感じもするね。

そもそも俺がバンドに復帰した頃からアルバム制作の話が持ち上がっていた。
具体的に動き始めたのは夏頃だったかなー?

実際にアルバムを作るために楽曲も選んで、アレンジを進めてた。
最初は9曲入りで出す予定だったんだよね。

レコーディングも各パートバラバラで録ることになって、
ドラムパートの録音も始めてた。

でもそのあたりで色々な意見が出始めて、最終的に4曲入りのEPで、
録音は一発録りでやることになった。

録音は9月のはじめに行ったんだけど、
どの曲も2、3テイクのうちのどれかを使った。

演奏の荒い部分もあるかもしれないけど、それも含めて今のバンドの
状態を閉じ込めているから、個人的には満足してる。

今回良かったのは、ほとんど全てのプロセスで、全員が
意見を出したことだと思う。

俺が抜けてた2年の間はどうやってたのか知らないけど、
少なくとも抜ける前はここまで意見を交換しあわなかった。

もちろんしていないわけではなかったけど、
今思えば不十分だったように思う。

今回のEPは、細かいところまで全部確認や意見交換をしてる。
みんなが納得した上で作業が進んでいる感じがあったのは
とてもよかった。

今の状況でできる限りのことはやったと思う。
わざわざAbbey Roadにマスタリングをお願いしてるしね(笑)

できればたくさんの人に聴いてもらいたいです。

ここからツアーに出てたくさんの人にライブを観てもらって、
たくさんCDを聴いてくれる人が増えるといいなー。

あ、そうそうダウンロード販売しているbandcampってサイト、
日本では馴染みがないけど、iTune storeみたいなものだから。

もしメンバーに会う機会がない人や、ライブまで足を運べない人は
是非ダウンロードしてみてください。

ちなみにCDの方は手作りでパッケージしてます。
シンプルなんだけど、なかなかいい感じです。

来週は大阪・京都ツアーに行ってきます^^

takashi



8.22.2013

ささやかなロック青年にまつわる滑稽な出来事4 -最終-

ベッドから体を起こして周りを見渡すと、
その部屋には家具と呼べるようなものがどこにもなかった。

あるのは小さなテーブルがひとつだけで、
その上には灰皿と、山のように積み上げられた吸い殻、
何かを書いたが満足できなかったのか、走り書きされたメモが
くしゃくしゃになって何枚か転がっていた。

部屋の雰囲気からすればそこは到底日本とは思えず、
タイやフィリピンなどの東南アジアにありそうな安宿といった感じだった。

だが窓の外を見ると、少し遠くの方に見慣れた家電量販店の看板が見えた。
そこはタイでもフィリピンでもなく、ただの池袋だった。

俺は頭が少し痛んだが、すぐにでもそこを立ち去りたかったので、
ベッドに転がっていたバッグを手にとって部屋を後にした。
緑色の猿はどこにもいなかった。

部屋があったビルは、あの猿に出会った場所からさほど離れていない場所に
あったようで、迷うことなく元の道に出ることができた。

あの猿はいったい何だったのか。
話をする猿なんて聞いたことがないし、もしかしたら夢だったのだろうか。

だが、猿が夢だったのだとしたら、俺をあの部屋に運んだのは誰か。
実際にこの街に来たことはたしかで、どうして俺は眠ってしまったのか。
辻褄を合わせるのは、どうにも難しそうだった。

俺はそんなことを考えながら、池袋の大通りに戻った。
いつも通りに車が行き交い、人々は忙しそうに歩いている。
ティッシュ配りのアルバイトが、タバコを吸いながらティッシュを配っている。

普段と変わらない光景なはずだったが、
俺はすぐに街が異常な状況になっていることに気が付いた。

行き交う人々全員がニワトリの頭の着ぐるみを被っていた。

頭から下は今までと何も変わりはなかった。
これまで通りスーツやコートを着ている。
しかし、往来している全員が、車を運転している人も、
手をつないで歩いている子供も、全員ニワトリの頭の着ぐるみを被っていたのだ。

そしてそのことに誰も違和感を感じている様子がなかった。
何かのイベントのように、浮き足だった様子もない。

それはごく当たり前の日常として人々が受け入れているようだった。

俺はしばらくその場に呆然としていたが、やがて我に返り、
この状況を整理しようと努めた。

根本的な謎を解明すべく、俺は街を行き交う一人のニワトリに声をかけた。

「あのー、すいません。」

「はい?」

くちばしが俺の方を向く。
頭がニワトリなので表情はわからなかったが、
少し訝しげなトーンだった。

「どうして皆さんニワトリの着ぐるみを被っているんですか?」

そう質問した時、何かが変わったような気がした。
時間が止まってしまったかのような、そんな感覚だった。

俺は視線を感じたので、周りを見渡してみた。
全員が足を止めて、俺を見ていた。

スーツ男も、ティッシュ配りも、子供も。

車を運転していた人は、信号が青か赤であるかに関わらず、
全員が車を止め、車内から俺を見ていた。

まるで世界が一瞬で凍り付いたかのように、
誰も微動だにせず、音も立てず、くちばしを俺に向けていた。

「・・・」

俺が質問をしたニワトリが何かをつぶやいた。

「え?」

俺は聞き返した。
ニワトリはこう答えた。

「if you want to be a hero,well just follow me.」

「?」

何のことかわからず、困惑していていると、
再びニワトリは答えた。

「if you want to be a hero,well just follow me.」

すると俺の周りにいるニワトリ達も一斉に同じことを
つぶやきはじめた。

「if you want to be a hero,well just follow me.」

気が付けばその街にいるニワトリ全員が、俺に向かって
この言葉をつぶやいていた。

「if you want to be a hero,well just follow me.」
「if you want to be a hero,well just follow me.」
「if you want to be a hero,well just follow me.」

ニワトリ達は次第に詰め寄るように、俺に近づいてきた。
俺はニワトリ達に完全に取り囲まれ、逃げることができなくなった。
なおもそいつらは同じ言葉を投げかけた。

「if you want to be a hero,well just follow me.」
「if you want to be a hero,well just follow me.」
「if you want to be a hero,well just follow me.」

俺は完全に混乱し、恐怖した。
冷や汗が流れた。
体は震え、吐き気がして俺は口を押さえた。

想像を超えた出来事にどう対処してよいかわからなくなった。
すべてが異常な状況で俺は目をつぶって
「もうやめてくれ」と心の中で叫んだ。

次の瞬間、すべての音が止まって目が覚めた。
そこはいつもの見慣れた白い天井があり、
窓の外には暗闇が広がっていた。

俺は昼寝をしていたようだ。
すっかり夜になってしまっていた。
体中から汗が噴き出していた。

冷静になればこんなことは現実には起こらないとわかるが、
俺はしばらく夢と現実を切り分けられずにいた。
夢にしてはあまりに生々しい体験だった。

ようやく頭がはっきりしてきて、すべてが普段の状態に戻ると
俺はようやく落ち着きを取り戻した。

そんな時、俺の携帯に電話がかかってきた。
電話の相手はいつも俺が話している馴染みの男だった。

今から会わないか、と短く告げられ、俺は構わないと答えた。

1時間後、俺は2人の男と吉祥寺で会った。
そいつらは音楽をやっていて、俺も以前は一緒にバンドを組んだ仲だった。

音楽の話だろうと察しはついていたが、カフェの椅子に座ってしばらくすると
片方の男がこう切り出した。

「もう一回一緒にやってみる気ある?」

その声はさほど深刻なものではなく、リラックスしたものだった。
決して何かを強要するようなトーンではなく、俺に選択を委ねるような、
そんな声の調子だった。

しばらくそのことについて話をしていると、
その男は上着を脱いで半袖になった。

まだまだコートが必要な時期なのに、半袖を着ているのは珍しかった。
俺はなんとなく半袖になったその男を見たが、腕にタトゥが彫られていることに気づいた。

何か文字が彫られている。

その文字を読み終わった時、俺はあの時と同じように冷や汗が
流れるのを感じた。

そうだった、こいつの腕にはあの文字が彫ってあったのだ。

if you want to be a hero,well just follow me.

俺は再びあの夢のことを思い出し、恐怖が甦ってくるのを感じた。
池袋の街とニワトリの被りモノをした集団。

体が小刻みに震え、吐き気がした。
ここが現実であることもわからなくなるほどのパニックだった。

だから腕に例のタトゥが彫られたそいつに

「どうよ?もう一回やってみる?」

と改めて尋ねられた時、俺は完全にわけがわからなくなっていたし、
冷静さも失っていたから、ただただ

「コケエエエエエエエエェェェェーーー!!!!(やります)」

と答えるしかできなかったのだ。





おしまい

7.20.2013

ささやかなギター青年にまつわる滑稽な出来事3

その猿は全身が緑の毛で覆われていて、前髪の一部は黄色に染められていた。

話を聞くと、その猿はロッキー山脈にある小さな寺院で
30年に渡る修行を終えたところで、来月にも故郷であるインドに
戻るということだった。

「バナナ、たべる?」

猿は片手にバナナを一房持っていて、それを俺に勧めてきた。

この奇妙な猿に対して俺は興味を持ったので、
そのバナナをもらって食べることにした。

だが、バナナを食いながら20分も話していると、
強烈な睡魔が襲ってきた。
それは自然に起こる睡魔とは別の、強制的な眠りを暗示させるものだった。

「バナナに、何か入れた?」

情けない響きだったが、俺はそれ以外に発する言葉がみつからなかった。
猿は何も答えず、自身もバナナを食べ続けていた。
しかし俺が眠りに落ちる直前、猿はこう答えた。

「君は逃れることはできないと思うよ。」


眠りから覚めると、俺はどこかの部屋のベッドの上に横たわっていた。

7.01.2013

ささやかなギター青年にまつわる滑稽な出来事2

2013年のはじめ頃、俺は休みの日に街へでかけた。
用事は何かの買い物でもしにいくとか、そんな程度のものだった。

特に大切なものを買うわけでもなかったので、ぼんやり考えごとを
しながら歩いていたら、途中で道に迷ってしまった。
いつも歩いている街で道に迷うこと自体、おかしなことだったが
その時は特段、不思議にも思わなかった。

少し薄暗い路地に入ってしまうと、そこは冬にも関わらず
生暖かい空気が流れていて、風呂敷をひろげて色々な小物を取り扱う
よくある露店がひとつだけ店を出していた。

だがそれを商売にしているはずの、肝心の人間はどこにもいなかった。

俺はその露天に並んでいる品物を10分近く手に取ったりしてながめた。
普段なら見もしない露店をなぜ10分も見ていたのか、
今振り返って考えてもよくわからない。

ただ、なぜかその時は「そうすることが正しいこと」だと思ったのだ。

さらに数分が経過すると、背後から声が聞こえてきた。
「何か気に入ったものでもあるかい?」

男性にしては少し高い声だが、女性にしては低すぎる声だった。


後ろを振り返ると、そこには一頭の猿が二本足で立っていた。

6.19.2013

ささやかなギター青年にまつわる滑稽な出来事1

俺がバンドに戻った理由について話そう。

本当のことを言えば、そんなに大した理由はない。
俺とバンドはこの2年間、全く別のことをやってきた。
そして別段俺はバンドに戻りたいと願っていたわけでもなかったし、
その間の生活に満足もしていた。

強いて言うなら、新之助から連絡が来たとき、
俺はいろんな面でギターを弾いてもいいかな、という気持ちになっていた、
だからまたやってみようと思った、ということだろう。

俺たちは別の歯車を回っていて、
それがたまたまカチリと合った、ってことだ。
だからその歯車が合わなくなったら俺たちは別々になるだろうし、
また合えばまた一緒になるだろう。

それだけのことだ。

ただ、少し長くなるけど、俺がバンドに戻る直前に起きた出来事については
話しておく必要がある。

それはとても奇妙な話だからだ。


ーー続くーー

6.16.2013

Johnnyおめでとう!!

Johnny Bearfootアルバム発売おめでとう!!
昨日は熱いライブだった。
出演者もお客さんも熱かったけど、
実際的にGamusoの会場が熱かった。
エアコンが全然効かない。
壊れっぱなし。機材も壊れ気味だけど、それ以上にエアコンを直して欲しい。
けどそれでもやっぱりそんな処も含めてGamusoは好き。
いつも音楽の在り方を教えてくれる。

昨日の出番が23:30頃過ぎからで終電で帰ってしまった人もいっぱいいたけれど、とてもロックなパフォーマンスが出来たんじゃないかな。
そんなロックな気持ちを引きずって今日は朝からLibertinesのライブDVDを観てる。


6/15 @ 阿佐ヶ谷Gamuso
セットリスト:
1.モダンライフへようこそ -unreleased-
2.ママ僕の服はもう買わないで-mama, don't buy my clothes anymore-
3.スカイブルー色のペンキ-unreleased-
4.革命の仕組み-structure of revolution-
5.車輪の下敷-crushed beneath the wheel-
6.グッバイドーナツ自由の女神-goodbye donuts (hey, statue of liberty)-


6.15.2013

今夜はブギーバック

今夜は夜阿佐ヶ谷GamusoにてJohnny Bearfootのレコ発イベントに出演させてもらいます。
しかも今夜は他もmana hardcore, dead sea dropouts, & grand delinquentsという仲の良い人々ばっかり。
楽しみ♪

今週はampelのライブには時間間に合わずいけなかったけど、夜ハ短シとSammさんのバンドS&Hのライブに行けた。
両方すごく良かったね!先輩方流石です。来週の月曜には関取花ちゃんのライブもひさしぶりに見に行くし楽しみだ♪

どんな音楽であっても真剣に音楽をやってる人たちはみんな素晴らしく、周りにそんな素敵な人たちが沢山いることは幸せだ。

今夜はIGP頑張るぞー!
夜に向けて徐々に集中力を高めて。
強い精神とDIY精神をもって。


PS.
犬のレオンは元気に育っています♪





5.12.2013

Jake Bugg


先週の木曜日に渋谷QuattroでJake Buggの
アコースティックショーケースライブを見てきた。
1人で歌とアコギだけ。バンドも打ち込みも仕掛けも細工もない。
1人で歌とアコギだけ。
それなのに1時間飽きる事なく、むしろまだまだ聴きたいと思わせる最高なライブだった。
どこか古く懐かしく、田舎っぽさがありつつも都会的でクールに決めた声。
歌の抑揚やギターのタッチ。
全ての音が素晴らしく、鳴るべき音がとても自然に、聴こえてくる。
特別なテクニックが凄いというわけでもなく、
曲が凝っていて作り込まれているというわけでもなく、
とても自然に自由に、クールでスタイリッシュに威風堂々と歌い上げていた。

ギター1本なのにビートはしっかり聴こえたし、身体も自然に揺れて踊れた。
そして、アルバムの曲だけでなく、初めて聴いた新曲も頭の中でドラムが鳴っていた。
とても自然にドラムのリズムやパターンが聴きながらぽんぽんと生まれていった。
ちなみに新曲たちも本当に良かった。バンドでも早く聴いてみたい。

ビートルズやディラン、ジミヘンなどがデビューした時、
初めて人々が聴いた時に受けた衝撃はこんな感じだったのかもしれないと思った。
いいバンドやいい音楽をやってる人々は沢山いるけれど、
この人はこれから伝説になっていくんだろうな、と19歳の歌を聴いてて思った。

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けどそれにしてもQuattroは好きじゃない。
柱は邪魔だし、ドリンクは試飲用くらいの
小さなコップに氷沢山入れられて500円も取るし、
何よりもライブの後の余韻に浸りたいのに、
帰りに階段でブックオフを通りながら降りなきゃいけないし。

サマソニJake Bugg以外観たい人初日誰もいないけど、
それでも観たいなぁ。フジにJake Bugg出れば確実に行ったのに。

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あぁ台湾に行きたいなぁ。
地下社會に行って、
その上の食堂に行って、
クーラーの効き過ぎた
ホテルに泊まりたい。
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健-ken-



4.25.2013

レコードを探す旅、Twitterより


4月20日
@srkr_shinnosuke: どうしても欲しいレコードがあって、それはまだ聞いた事ないんだけど、絶対に素敵なことはわかっていて。
あんまりにも素敵だから誰にも教えたくなくて、それで仕方なく1人でそのレコードを探しに行く旅に出る。
多分しばらくかかるけど、行ってくるよ。

@srkr_shinnosuke: それは日本語詞の音楽だよ。僕は外国語の音楽がずっと大好きだったけど、最近はあまり聴いてない。それに、もう日本人が外国の音楽をそれらしい感じでやってる音楽には全然興味ないんだ。

@srkr_shinnosuke: 特に昨日一緒にやったような連中とかね。僕はそれだったらカサビアンとかストロークスとか、君たちの元ネタの方を聴きたいなと思う。昨日の演奏もとてもカッコよかったと思う。ただ僕は、その爆音のパフォーマンスをみながら、ああ、「カレーライス」を生で聴きたいなあと思っていたんだ。

4月21日
@srkr_shinnosuke: 今日吉祥寺に一件見に行ったけど探してるレコードは見つからなかった…
前回ユニオンみても無かったしなぁ。
違う街に行かなくちゃあ。

4月22日
@srkr_shinnosuke: 探していたレコードを下北沢のユニオンで一つ見つけました。
その人から繋がって、他の日本の素晴らしい音楽家達に出会う事ができます。日本にはこんなに素晴らしい人達がいたのか。きっとみんな名の通った人なんだろうけど、僕は今まで知らなかった。とても興奮している。旅はまだ続くのです。

@srkr_shinnosuke: とにかく、メディアは公正さをもっていないといけないと思うんです。あなた達は誰よりも大きな声を持っているのだから、正しい事を話さないといけない。
こんなに素晴らしいものがある事を内緒にしているあなた達は、この国が抱えている問題についてだってまともに教えてくれていないのでしょう。

4月24日
@srkr_shinnosuke: 渋谷の某レコードショップで、店頭に並んでない在庫から無理やり出してもらって、ついに探していたレコードのうちの一つを手にいれました。
DJイナのおかげです。

@srkr_shinnosuke: レコードレコード言ってますが、それはCDです。こんなに一枚のCDを探し回ったのはいつぶりでしょうか。
それで気付いたんだけど、みんなCDを作り過ぎなんですよね。世の中に500枚とかしかなくて、中々手に入らないとなればみんな昔のように音楽を愛すると思うんです。

@srkr_shinnosuke: それでそのCDは1970年代の日本のいわゆるインディーズで、その人が自宅兼オフィスみたいなところでやっていたみたいなんだけど、なんとCDの帯をみたらその住所が杉並区久我山でした。
今の家から五分くらいのところ。
僕は子供の頃に多分この人とすれ違ってる。そんな素晴らしい偶然。


@srkr_shinnosuke: そして、今日手に入れたこのCDは本当に今まで聴いた事が無いくらい素晴らしかった。ありがとう、と誰かに言いたい気持ち。
今月は十分に音楽を手に入れたから、次の旅はまた来月。それに、素晴らしい音楽は一ヶ月聴き続けたってなくならないものね。

4.18.2013

ロックバンド

あなたがロックバンドに何を期待していようと

そんなものはすぐに壊れてしまう

どのロックバンドにも一瞬くらいいい時期があって

自分たちこそが最高だと思っている瞬間があって

全てのロックバンド達はそう思っている

でも所詮は人と人との結びつきだから

時が経てば至る所から綻びが生まれて

気づいた時にはなにもかもうまくいかない

酒をあおり壁に頭をぶつけて

粉々になって

また一つロックバンドが壊れた

あなたがあれほどまでに信じていた

あのビートルズでさえ

壊れちまったんだ

だから

そんな意味の無い事は最初からやらない方がいいかって

そんなことはない

俺たちは意味のために何かをやってるわけじゃない

無意味に輝くために生きているんだ

今からだって遅くはないさ

ロックバンドを始めて

それでノーベル賞をとろうぜ

http://icongirlpistols.com

SS

4.03.2013

555


At the end of March, icon girl pistols celebrated our 5 year anniversary, which is longer than your average Hollywood marriage. And Ken and I are both 27 now, which means as musicians the grim reaper is out for us this year. Although I think you need to be famous first for that to happen so we might be OK. Not sure whether to be pleased about that or not.
Anyway, in a moment of not-so-rare nostalgia, I’m gonna look back at the last five years and try and remember all the shit we did. Please excuse my egocentricity and here we go with my best/worst list:

Best gig: Gamuso, Asagaya in January 2011 (Takashi’s birthday and his final gig with the band) or Underworld, Taipei in December 2011 (mostly because we love the venue, but I remember this being one of the best gigs we have done as a three-piece)
Worst gig: An out-of-the-way venue in Shinjuku (genuinely can’t remember the name) in 2010 where the sound was awful and we got shafted by the organiser.
Best band played with: Many honourable mentions, but it has to be 1976.
Best stage moment: Shinnosuke playing a solo rendition of Dylan’s “Silver Dagger” at Shibuya NOB October 2011 just a couple of days after telling him how much I fucking love that song.
Most embarrassing stage moment: Falling over the speakers at The Wall, Kaosiung September 2010 during “Ammonia” and playing the rest of the song on my back.
Favourite igp song of the last 5 years: “Death of a Papier Mache Policeman” (at the moment anyway)

And here is a couple of stats about the band over the past five years (for anyone who cares enough to have read this far!)(and yes I am a geek and keep track of this kinda thing)
Gigs played: 105
Songs released: 40
Songs played live (originals): 60
Songs played live (covers): 25
Top 10 most played songs live: 
“車輪の下敷き Crushed Beneath the Wheels” (61), 
“革命の仕組み Structure of a Revolution” (60), 
“グッバイドーナツ自由の女神 Goodbye Donuts (Hey Statue of Liberty)” (52), 
“ママ、僕の服はもう買わないで Mama, Don’t Buy My Clothes Anymore” (52), 
“アメリカ America” (47), 
“象の尻尾 Elephant’s Tail” (45), 
“首輪 Collar” (45), 
“DIY精神 DIY Mentality” (44), 
“脱NYC Escaping NYC” (41), 
“路上 On The Road” (37)


Anyway, enough of the past, and here's to the next 5 years! Starting with 2 gigs coming up in April:
4/19 @ Shinjuku JAM at the latest installment of "Alternative Current" with an awesome line-up of bands:
http://www.facebook.com/events/550013281685490/?ref=2

4/20 @ Asagaya GAMUSO we are back once more at Gamuso Live:
http://www.facebook.com/events/266648746804161/?ref=2


[christopher]

3.10.2013

empty orchestra

Earlier this week I managed to get a ticket through work to see the London Symphony Orchestra at Suntory Hall, making it the first time I have been to see a professional orchestra live. It's a beautiful venue, and everything sounded fantastic, but even so there were a few things about the whole experience that didn't sit quite right with me.

To begin with, the structure and ceremony of the whole thing can get very tiresome. I don't know for how long the applause continued, as the conductor would walk off, then walk back on, shake the hand of the lead violinist, bow, walk off, then come back on, do it all again, and then repeat a further two or three times. And not just at the end of the night, but also before the interval. Yes, the performers are deserving of the praise, but it all felt very forced. Did the audience really want to be applauding for 10 minutes? or was it simply because the players would not leave the stage until the conductor had completed his fourth walk off-back on routine. Have you ever been to one of those gigs where the band finishes, leaves the stage, but the crowd just keeps on cheering, forcing them to come back on for a final bow? That feels natural to me. At the orchestra, it was all, well, very orchestrated. As far as i am concerned, the artist should be returning to the stage as a result of audience applause, rather than the opposite (and awkward) situation where an audience feels obliged to applaud. Whatever happened to keeping the crowd begging for more?

But thinking back, the central reason why I didn't enjoy the show as much as a good pop or rock show was simply because there was practically zero emotional connexion between the performers and the audience. In July 2008 i stood in a vast crowd at Benicassim festival of music lovers from around the world listening to L. Cohen sing "Hallelujah" and I was surrounded by people in tears, myself included. I don't think I could ever be that moved by an orchestra.

Obviously a singer has the added arsenal of poetry to grasp ahold of the listener, and also the personalised element of the human voice, but I am still capable of being blown away emotionally by classical and other instrumental music. Take the soundtrack to Requiem for a Dream by Clint Mansell - some powerful powerful music, and you can feel the emotional investment. These compositions are performed by a quartet, and I think that is an excellent medium for each instrument (and consequently the person playing it) so have a personality in the music and therefore an emotional connexion with the listener. In the symphony orchestra, there were 8 double basses, countless violins, violas, cellos, so that each "voice" gets so diluted that all that remains is a very pleasant sounding piece of music - but very little soul. I understand that volume is an issue, but this isnt the 18th century anymore and we can mic up instruments where necessary. I think (or rather, I am certain) that i would rather clearly see and hear 1 bass rather than 8 all playing the exact same thing in perfect choreography.

It all boils down to the same topic as I made in my last post - and forgive me for belaboring the point - of making art a personal experience between the artist and the audience. If someone hit a wrong note in the London Symphony Orchestra performance it would be unforgivable. If it is a smaller group, where there is a relationship established between performer and audience, it is not such a big deal. it adds to the appreciation of the fact that live music exists for that moment only, and should not be about perfectly copying something you can hear on a record, but about creating a one-off experience that is shared by the players and the audience. with the LSO, I did not get this feeling at all.

Ah well, I cannot scoff at a free ticket (although I can scoff at the face value of 30,000 yen). It was an all-round pleasant experience, but I don't think I am going to be lining up to see something similar anytime soon.

Back to Icon Girl Pistols, we have a gig on March 19th at Shibuya NOB (details here: http://www.facebook.com/events/436784803063974/)
It is our five-year anniversary since Shinnosuke and Ken started IGP back in March 2008, so should be a fun and special gig - perhaps we will bring out some of the old tunes we have not played in a while. Also we will have music from our friends Samm Bennett and PlayFight so hope as many people can stop on by as possible.

hope you Tokyo folk are enjoying the warmer weather - unfortunately for me Welsh white skin + 4 hours of football in the sun = a bright red burned forehead. yikes.

[christopher]



2.20.2013

art for art’s sake


Monday night I went to see a small theatre production, hidden away in the back alleys of Ueno – the kind of venue you could never accidently stumble upon, and that you would only find by pure chance even if you were searching for it (the odds made slightly easier by a girl standing out in the rain pointing people into the basement). A friend of mine was acting in the play, a multi talented actor director writer who you probably won’t recognize from his 1 second of screen time as an extra in The Last Samurai. In fact he deserves far greater fame than that, not only when acting in other people’s shows but also in his own productions with his company “Nagi Pro” – mostly comedy sketches and if you ever want a bit of quality amusement I thoroughly recommend his shows (in Japanese). http://www.nagi-pro.com/

So the play I saw was amazingly well scripted, acted and directed. It is hard to explain here and do it justice, but the story was about simultaneous interpreters at a police interrogation who each understood only half of the dialogue, with the other sounding like gibberish. The story featured two groups of interpreters, one of whom would hear gibberish when the police spoke, the other hearing nonsense when the accused spoke. The scene would be acted out with one side of the story being “voiced”, the other half in silence, and then the scene would be repeated from the alternative perspective with the other group “voiced” while the first group acted out in silence the scene they had just done out loud. In the first take the audience would see the police talking normally but the accused blabbering nonsensical noises. The scene would play again with it completely reversed. Sound confusing? Yeeeaaaahh well it all makes (kind of) sense on stage, and I thoroughly recommend it to anyone.... it was called 笑う通訳者 and this run finished today. Maybe there will be a repeat showing in the future? It would be great to see someone do this in English one day too.

Needless to say, the acting skills it took (and the writing and directing!) to pull off a play of this complexity blew me away. It was clever and funny and one of the most entertaining things I have seen in a long time (granted, my standards would have been lowered a little after sitting through A Good Day to Die Hard the previous day). And all in a small theatre out of the way in Ueno, to an audience of maybe 40 people. This little theatre group surely does not make a profit, and might even be operating at a loss. The same can be said for a hundred other theatre groups in Tokyo, a thousand musicians and other artists in this city. How many geniuses there must be living in anonymous poverty. So why do they keep doing it?

I think I have quoted Walter Pater before in this blog, “For art comes to you proposing frankly to give nothing but the highest quality of your moments as they pass, and simply for these moments sake”. Sure, some people are in it for socio-political reasons, a small number (I would hope very small) might be in it for the wish to be famous (let’s not confuse a desire for fame with a desire for recognition; any artist seeks appreciation of his work and money & fame is one obvious measurement of this). But I genuinely think most people I know in this “art” game are in it because of the joy it brings in those moments of the highest quality – and last night I was fortunate to share that with a handful of people; some on the stage, some behind the scenes, some in the audience. Each element essential for the performance to work.

Working full time, it can be hard to find time on a Monday night to get out to see a friend and their theatre group, magic show, rock band or whatever. But it is overwhelmingly worth it – in the worst case scenario your friend is delighted you came, whereas best case scenario, on a good day you might stumble upon a real gem of entertainment that will possibly never be repeated, a quality moment shared only by those people in that room on that day.

Our next show is Saturday, February 23rd, at Asagaya Gamuso. I hope that in some way we can make this, and each of our shows, moments that the audience would feel pleased to have been a part of, if only it be for that moment’s sake. And if you want another moment, buy our album (hah).

p.s. just got the new nick cave record. love jubilee street, mermaids sounds lovely on first listen. higgs boson blues is a great tune but im not sure what that bit about fucking miley cyrus is all about... will need a few more listens to the record as a whole to make any judgment.

2.12.2013

レオン-LEON-

健です。
去年までほぼ週6で行っていた渋谷にはまだ今年一度も行ってません。
そのかわり今年は週6で吉祥寺に行ってます。

あと今年になって変わったことといえば、
犬を飼い始めました。


ノーリッチテリアのレオン君。
いつか女の子を飼ったらマチルダと名付けます。
いやぁ、かわいい。とても。
日々レオンの子育てに追われてます。
これからはレオンの成長もこのブログでたまにお届けします。
ただ今のところ音楽にはあまり興味がなさそうです。

ホントはリンゴ君にしようと思ったけど、
呼びかけても反応してくれませんでした。ざんねん。


ちなみにバンドはホームページもあまり更新されてないけど、
色々と実は準備してますよ。
ライブも数少ないけどいっぱいスタジオ入ってますよ。
色々と準備してますよ。

あとクリスにブログでオモシロイ事を書いてと言われたけど、

















思いつきません!


きっとクリスがオモシロイ事を今度書いてくれるでしょう。


あ、去年引っ越してすぐ家に警察が来ました。同じ夜に2回も。

2.04.2013

別れと出会いのフットサル

先週だっけな。
仲間が1人東京を離れるということで、久しぶりにフットサルをやった。

前々から、機会があればやりたいねと話していた相手だったので、彼の去り際になってようやく、慌てて開催する運びになったというわけだ。

突然の思い付きだったため、人集めには中々苦労したが(日曜日の夜20時からやるフットサルなんて中々参加したいもんじゃない)、それでもようやく10人そこそこは集まってくれて、何とかゲーム形式で遊べるくらいの格好はついた。

参加したのは、東京を去る友人と、その彼と共通の仲間たち。それから、昔のバンドのドラマー、そしてクリス。後はthe mootekkisのシンガー、マイクも参加してくれた。

自分にとっての初対面は2人、でも他の人にとってみれば、大半の人が初対面という事になる状況。しかも外国人が2人混ざっていたりと、事態は中々込み入っている。

それでもスポーツの素晴らしいところは、言葉を交わすよりも早く仲間になる事が出来て、生い立ちも背景も分からない人と笑顔を見せ合う事が出来ることだ。

音楽をやっているものもいれば、全く関係ないものもいて、年齢も国籍もバラバラで、共通点は何一つ無くても、集まってくれたみんなは和気あいあいと楽しんでくれた。

僕はこういう集まりを自分で企画して開催するのは好きじゃなかったのだけれど、こんな風にみんなが喜んでくれるのを見ると、自分の中にも充足感というか、簡単に言えば、よかったなぁ、というような幸せな気持ちが湧いてくる。

それで、最近偶然母に言われた事があるんだけれど、僕は昔から友達を沢山家に連れてきて、いつも自分がその中心になるのではなく、友達が楽しんでいるのを斜から見て喜んでいるようなタイプだったらしい。

自己分析をここで掘り下げても仕方ないので割愛するが、確かに自分の態度として思い当たるところが無いわけでもない。

もしかすると僕はそんな風に、他人の喜びに幸せを見つけて、その喜びを引き受けて生きていくことを望んでいるのかも知れないですね。

ほら、またこういう堅い事を言うと読んでくれなくなるから、辞めよう。

とにかく、今回集まってくれた友人達の楽しそうな顔がみれて本当に良かったし、それぞれに新しい繋がりが出来るきっかけになったこともよかった。

ちなみに、マイクは最初から「ヒザガヨワイ〜」と言いながら、怪我をしないようにプレーしていたのに、最終的には膝を痛めてキーパーをやっていた。

でもみんな大体経験者だったのか、それなりに出来る人だけで集まったので、ゲーム自体もとても楽しかったな。

今年はチームを作ってどこかのリーグ戦に参加したいと今、画策しています。

最後に。

田口君、お別れフットサルを開催出来て、君が喜んでくれて嬉しいよ。遠くへ言っても僕らの事を忘れないでね!お手紙書くね!さよなら、さよなら!


彼がどんなに遠くへ行ってしまったかって?

え、
静岡、
ですけど。
俺、筋肉痛に悶絶。

ss

1.13.2013

2013年最初のライブは


こんちは。
正月気分もほどほどに、寒さと飢えを凌ぐことで精一杯の今日この頃ですが、新年一発目のライブのお知らせです。

2013/01/25 @下北沢251
open/start23:30
adv/door1000yen(Drink代¥500別)

【Live】
NACANO
tae
bathbeer
icon girl pistols

【DJ】
上条欽也(PENPALS,Hasta La Vista Babies)
ENDO(EDGEEND)
DAIGO(babamania)
AYANO

深夜公演ですので20歳未満の方は入場できません。
入り口でIDチェックがありますので、必ず身分証をお持ちください。
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ということで、憧れの先輩バンド、NACANOさんのイベントに呼んで頂きました。

PENPALS、babamania、Zeppet Storeの面々からなるスーパーバンド。
その実力、魅力は言うまでもないのでご覧下さいませ。
エレクトロニカではなく、エレクトロ。
ダンスロックではなくダンス。
そう、dance is loveなのです。



深夜イベントですけれど、絶対に楽しい一夜になると思いますので、是非きて下さい!
呼んでくれた彼らの顔に泥を塗らないように、新年一発目だけどぶっ飛ばして行きます!
多分!

ss